アイシン製PARSなぜ常に水平に保てるのか?単純な振り子だけではなさそうだったので、原理を調べてみました。
ちなみにTBSの審査員長・松本人志という番組で紹介されていた製品です。
ファーストサマーウイカさんが、台車で過去ばれながら台車で運ばれながら麺を食べる(笑)
インパクト抜群の映像ですね!
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番組内でのシーン
近未来テクノロジーコンテストというコーナーで紹介されていました。その名の通りこの世にまだ無い、新しい技術が紹介されるコーナーになります。
その中で、常に水平を保つ技術「PARS(パース)」をファーストサマーウイカさんが体験。PARSを搭載した台車の上に乗り、その台車を押されながら麺類を食べるという実験に挑みました。
担当者によると開発段階のため、これまで瓶やグラスを載せた実験はしているが、人を乗せるのは初めてということでした。
ファーストサマーウイカさんが大絶叫で体験したわけですが、見事麺の汁はこぼさず成功!という内容でした。
PARSは何のための製品なの?
株式会社アイシンはトヨタ系の自動車部品メーカーになります。自動車部品メーカーの中では、デンソーに続き日本では二番目に大きい大企業になります。
そんな自動車部品メーカーということもあり、最初の目的は車内の安定性を目指して開発されたようです。
株式会社アイシンの公式サイト
PARS〈パース〉とは、「振り子式加速度低減技術(Pendulum Acceleration Reduction Systemの略です。
PARSによる社内安定性のイメージ図
なぜPARSは常に水平に保てるの?原理は??
簡単に言うと、振り子式加速度低減技術(PARS)というその名の通りでした!(笑)
走行時にクルマにかかる加減速や遠心力をセンサーでとらえ、それにあわせた最適な角度に床の角度を調整することで、車内に置いたモノを安定させてくれるという技術だそうです。
振り子の原理を基本とし、傾きや揺れ戻しといった微調整をモーターで調整することで、モノの安定を実現させるそうで、揺れのエネルギーも利用することで、モーター駆動の力を最小限にするため、それほど大きなエネルギーが必要ないのも利点だということです。
つまり、
検知方法は、iphoneなどのスマートフォンにも搭載されている傾きや、その速度を測定するセンサーで、現在の傾きを検知
水平への修正方法は、その傾く速度などを計算することで、その力を利用し、モーターは最小限の力で行き過ぎないように水平に動かす
振り子の原理だけでは飛んで行ってしまうそうです。ここの微調整に技術が詰まっているんですね!
振り子の原理だけでは飛んで行ってしまう図
これってあれですね!小学生の時に遊んだやつですね!
箒を手の上で立ててバランスとる遊び!
これを装置で再現したわけですね!簡単にやってのける人間ってすごいなあ・・・
って話が変わってしまいました。
カワダ(Kawada) ぐらぐらゲーム
まとめ
かんたーーーんにまとめると、手の上に箒を立ててバランスをとる遊び
これを、いろんなセンサーで感じ取って、モーターで修正するってことみたいです。
この製品がいろんな乗り物に普及すれば、車はもちろん、船も飛行機も揺れゼロで、超快適に乗車できる未来が来るかもしれませんね。
超究極の行き先は、完全無欠な地震対策・・・なーんていけば夢がありますね!
乗り物酔いがひどい私にとっては、待ち遠しい製品です!期待しています!
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